2005年夏北海道の旅 2日目その2 7月26日

未舗装の道をバスに揺られてウトロの町を出発してしばらく車で進み、知床自然センターに到着。駐車場に車を停めて、携帯やデジカメを防水パックに入れ、バスタオルや軍手をリュックに詰め込み、彼氏君に背負わせて準備完了!私は手ぶらで。これから登るカムイワッカの滝では滑落の危険があり、絶対私の方が滑ってこけそうな気がするから・・・。カムイワッカの滝へはマイカーでの通行が禁止されており、ここからバス。真っ青な空と凛々しい羅臼岳を眺めながら50分ほどバスに揺られる。知床では鹿が色々悪さをする為問題になっているそうだけど、やっぱりいました。途中に。でも小鹿は可愛らしい。でかいのはなんか怖いけど。

ちょっとウトウトしてたら(笑)、カムイワッカの滝の入り口に到着!バスを下り、橋の上から川上を眺めると、ジャブジャブ川の中を歩いている人が見える。わ、まじで川の中を行くんや!いざ川の中へ。水が生暖かい。先に進むほど温かくなってそして秘湯カムイワッカの湯にたどり着くのでしょう!慎重に進む。手には滑り止め付きの軍手、足は濡れてもいいスニーカーを履いている。足も滑り止め付きの軍足が一番いいらしいけど、旅行の準備の時に買うことが出来ず、スニーカーにした(旅行から帰った後で知床自然センターで軍足売ってたことを知った)。ら、だいぶ年季の入ったスニーカーで底がかなりすれていて滑る滑る。んでスニーカーの上に靴下を履いて滑り止めにした。ちょっとかっこ悪いけど仕方なし。

こんな感じでジャブジャブ登って行った。この彼氏君は明らかにポーズとってますけど。この写真の斜面は緩い方。緩いとこじゃないと写真撮れへんしな。。。お湯が強めの酸性の為、足が痒い。

急な岩場やぬるぬる滑る斜面を慎重に30分程歩き続けてついに到着!休日はすごい人らしいけどこの日は火曜日であまり人が多くない。脱衣所などはない為、Tシャツ・短パンの下に水着を着込んで来た。サササーと湯につかる。なんか川が温かくてそこに浸かってるのは不思議な感じだー。

滝つぼで溺れかけの彼氏君。ここより先はさらに急ながけが続いてる為に通行禁止になっているんだけども、それを無視して登っていく奴らがいて、そいつらが戻ってくる時にはこの湯船に落石の危険があるため、監視員に全員湯から上がるよう指示される。これが腹立った。監視員にではなく勿論奥まで登っていったアホ達に。事故って怪我するのは勝手やけど迷惑をかけないでよ。

滝からの戻り道で。がけの上からヨイショー!とガッツポーズ。私です。

行きより帰りのほうが遥かに怖い。こんなとこ、足滑らしたら大怪我ですよ。しかしここの下で滑落しました。あと別の場所でももう1回。。。スニーカーの上に履いていた靴下が破れてきていて底の磨り減っている部分が露になっておりずるんと滑りました。マジで死ぬかと思った。幸い2回とも高さ1、2メートルの所でこけてズズズと滑り落ちただけでひざを打ったのとかすり傷で済みました。Tシャツ・短パンはずぶ濡れ。でも大きな怪我しなくてよかった。ここに来る人は必ず滑り止め付き軍足を!!

川から上がり、バスに乗って知床自然センターへ。爆酔。車に戻り、中で着替える。バスタオルが温泉の成分でマッキッキに。ううう早く洗いたい・・・。疲れているが、今度は知床五湖へ。また続く。