2004フランスの旅 3日目(2004年11月14日) その2

うんこっぽいねあー寒かった寒かったと言いながらバスに乗り込み、どんどん田舎へ進む。ずーと原っぱ。グオーとまだ寝るかと言うほど寝る。ガイドのマツシタさんの「皆さん、見えてきましたよー」との声にグオッ!?と飛び起きる。え、どこどこ!?と探してみるとはるか遠くにちょこんと突き出たものが。あーーっっ!ほんまやー!キター!ゆっくりゆっくり近づいてくる世界遺産・モン・サン・ミシェル。なおちんと二人で大興奮。近づいてくる様子を写真に順々に収めようとしたけれど、道がクネクネでバスの向きがすぐに変わってしまうのでなかなか写真が撮れない。興奮しすぎで、添乗員のノブチさんがこの後のスケジュールを説明しているのにバスが曲がってシャッターチャンスを逃した際「あーもう!!」と叫んでしまい、「大丈夫ですか?」と言われてしまい恥をかいた。すみませんすみません。

量少ないけど少なくてよかっただいぶモンサンミシェルに近づいた所のレストランでお昼。モンサンミシェルではラ・メール・プーラール(プーラールおばさん)のオムレツが名物で、このレストランはその支店だそう。レストランの中はモンサンミシェルに向かって大きな窓があり、モンサンミシェルを見ながら食事が出来るようになっているとのガイドのマツシタさんからの説明があった。が、店に入ると席はたくさん空いているのに我々のツアーの席はなぜか半分は店の奥側にあり、店に入るなり走り出さんばかりの勢いでおばはんどもが見晴らしのいい席を奪い合う。興ざめして一番奥でこのツアーで一緒になったダンディなおじ様と談笑する。「後でいくらでも見れますよね〜。だってあそこに泊まるんですもの、私たち♪」お、きたきた。オムレツ。アワアワだ〜。キコキコ。パクッ。・・・・・・・・。ただの・・・・・・ただの玉子焼きやん・・・・・・味もなんもついてないやん・・・・・・・。その他エイのソテーのホワイトソース掛け、シャーベット4種(そんな食えるか)。白ワインを飲んだ。

看板が素敵。他のお店も看板がとてもかわいい。食事後、レストランの外に出てモンサンミシェルの写真を撮影。いつの間にか雲が出てきてどんより気味。うーん、これから綺麗な写真撮れるかしら・・・とちょっと心配。バスに戻ってからガイドのマツシタさんが「みなさん、『名物にうまいものなし』という言葉がありますからねー」と言っていたことに笑った。バスに乗って数分でついに到着。城門をくぐり中へ。この日は日曜日だったこともあり、すごい人。入ってすぐの所にラ・メール・プ−ラールが。中からガンガンガンガン!という音が聞こえてくる。おーボールにタマゴ入れて泡立ててるー。すげー大変そうー。多分店員さんは左腕より右腕のほうが太くなってるね(笑)。今日はこのお店の上にあるホテル・ラ・メール・プーラールに泊まるのです〜〜〜!楽しみ〜。

どこの国でも土産物屋はしょうもないものを売っているらしいさて耳太郎装着!修道院へ向かいます。参道は狭い一本道にお土産屋さんが並んでいる。私は「なんか清水寺の三年坂みたい・・・」、なおちんは「江ノ島みたい・・・」、お互い納得する。すげーつまんないものばっかり売っている。ペナント級。後で絵葉書を買って母さんに旅の恒例の葉書を出そう。道中は坂道もしくは階段ばかりで運動不足の私はすぐヘトヘトになる。登る途中に空を見上げると、建物の一番先っちょに何かがついている。よく見えないが先っちょに聖ミカエルがいるのだそう。修道院の中に先っちょについてる像の実物大のがあるそうなので後で見るのを楽しみにする。

長くてすみません。またつづく。